色彩の無い世界にひとつ色

詩や雑記で更新し、ひとり行進しながら後進しています。ムーンウォークばりに。

by side

満たされている

と感じる

不安と不安定な日々を

川のように流れながら

 

矛盾しているようないないような

それはまるで

人一人分の面積しかない高山の上に立っているような

 

こんな日々がずっと続く訳がないとわかっている

ただ

疲れているだけ

こんな日々がずっと続く訳がないとわかっている

ただ

焦っているだけ

 

いつの間にか

隣を流れる一人の人間と出会い

いつの間にか

高山は二人分の面積になっていた

 

なにも変わってはいないけれど

君と見る景色はきっと綺麗だろう

君はあまり表情に出さないけれど

僕も同じようにしようと思う

泣きそうな気持ちを

出さないようにしようと思う

 

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